犬
ポストスクリプト


  編集後記のようなものです


 


2010年12月30日 thu.
片付けやお正月の準備をしつつ、
仕事納めまでもうひといき。

今年もいろんなことがありました。
春には救急車デビューもしました。
(運ばれたのは私ではないですよ。
 
その日のうちに戻ってこれたので、ご安心を)

自分はもちろんのこと、
家族や友人にとってす
こやかな一年でありますように。
が、引きつづき、その年いちばんの願いです。

ところで、その車内に消防士の格好をした
くまのプーさんのぬいぐるみが。
それを見ると一瞬、
心配でこわくなる気持ちがふわっと和らぐ。
こんなときイラストの力、感じます。

今年は毎年3月にひらいていた展覧会をお休みしました。
「春の風物詩のようだったのでさびしいです」
「またモクレンの季節を楽しみにしてまーす」
と、声をかけてくださる方も多くて、
そのたび、ありがたく、じぃんとなります。

展覧会はお休みしていますけれど、
ほかの制作をゆっくり進めています。
その制作中、両手をひろげて
原っぱを駈けてるような感覚を味わいました。

思い過ごしも恋のうち
(バ〜イ サザン)
みたいなものかもしれないとしても、
この方向にススメー。
ということかもしれません。
行ってきまーす。

今年は、そんな種まきをした年だった気がします。
それが実るよう、
つぎの一年も続けていきたいと思います。

今年も「もくれん」に遊びにきてくださって、
ほんとうにありがとうございました。

直接言葉をかけあえる人にも。
そして、ふだんやりとりすることはないけれど、
その存在に勇気づけられていることもあります。
感謝しています。

どうぞよいお年をお迎えください。



2010年12月15日 wed.
Macを起動すると
「キーボードの電池がまもなく切れます」のメッセージ。
あ、ワイヤレスだったのだと思い出す。

で、どこで電池の入れ替えをするのかわかりづらい。
電子辞書とか家電なら一目でわかるのに。
もぉ。
と思うけど、無駄のないデザインにうっとり。

今年はパソコン2台、もろもろのソフト、フォント、
スキャナ&プリンタ、デジカメ、ペンタブレット
(絵を描く道具)……
と環境を新しくして、
今までどこにいたんだろう……と思うくらい
夢からさめたように作業が快適になりました。

一方、夏までに使っていたMacも
(その前の機種も)
愛着あって捨てずじまい。
デザイン優先で、どこか高飛車なイメージもないではないApple。
でも、ほかのメーカーのパソコンを使うことなんて
考えたこともないです。

まわりにMac愛用者が多いので
ふだん少数派と感じることはないけれど。
新しいパソコンと周辺機器の設定がスムーズにいかないときは
「世界シェア3%ですもんね、仕方ないですよね」
と、しみじみ。

そんなこんなでこの夏は
各メーカーさんのサポートセンターに電話して
お世話になりました。

そのとき、Appleの担当の方がとても感じがよかった。
電話で指示通り画面を操作するも
なかなか解決せず。
でもなんとか解決しようと試みてくださって、
マニュアル通りの応対ではない心意気、感じました。

さらに技術部門の方につないで、
そこでもいろいろ調べて
冷静に対応してくださって、
ついに上手く行ったときには電話を通して
お互い達成感と爽快感が。
高飛車なイメージがフラットに。

大阪に本社のあるフォントメーカーに
問い合わせしたときもおもしろかった。


流暢な関西弁の担当者が
まるで私の背後にいるかのように
テンポよく画面上の指示を出してくれて、
マニュアル通りなんでしょうけれど、
その間
(ま)がお見事でした。

やっぱり人の魅力がイメージ支えていくのだなぁ。
と、ここでもまたしみじみ。


2010年12月10日 fri.
年賀状が出来上がってきた。

12月は何かとたてこみそう。
せわしない気持ちでつくるのは避けたいと
スキマの時間にスイッチ入れて、
11月末に印刷屋さんにデータを渡していたのでした。

かつてこんな早く年賀状を仕上げたことがあっただろうか。
いや、ないです、ないです。
(これも手帳効果のひとつかな)

珍しく予定より早く仕上がって、
印刷屋さんに渡したその日は空飛びそうな爽快感。

オリジナルの年賀状はどれもがオンリーワン。
そして、この年のモチーフにこれを選んだ人は
世界で私だけかもかもしれません。
ふかしてますよ、ブロロ、ブロロ〜。

でも、リスペクトの気持ちこめて
スススーッと出来たので、
そのこともまた爽快感だったのでした。
好きなもの描くのは身体にいいですね。


2010年12月9日 thu.
きのう、日比野克彦さんの個展、
「ひとはなぜ絵を描くのか?」へ。

最新作のスケッチ
から80年代の段ボール作品も。
段ボールの作品はいま見ても楽しかった。

この段ボールアートで脚光を浴びていたころの
日比野さんの言葉で心に
残っているのが
「つくっているところを人に見られるのも好き」。
そういう気分が発露してたのかなって思う。

ところで、会場の3331 Arts Chiyoda
中学校を改修してつくられたアートスペース。
エントランスからも室内からも
開放的だった昔の学校の雰囲気がそこはかとなく。
地元のひとに長く親しまれてきた場所が
別の形で親しまれるようになったら
とても素敵だと思う。

この感じ、2004年に通っていた
デザイン学校のことを思い出した。
当時、渋谷の校舎を新築中のため、
赤坂の廃校になった小学校が
校舎として使われていたのでした。

あのあたたかみのある空気を思い出しました。

地下鉄の駅近くにあった神田達磨さんで
羽根付き鯛焼きをおみやげに買って帰る。


2010年12月8日 wed.
リンクのページを更新しました。
海外のヴィンテージ絵本のお店、 キュリオブックスさんです。

昨年と一昨年、ロゴスギャラリーでひらかれた
「海の向こうのふる〜い絵本展」がきっかけで
ヴィンテージ絵本を買う楽しみを教えてもらったお店です。

そのとき出会ってしまった絵本を買ったとき、
まるで絵を買ったときのようにドキドキしました。
もし天災に遭ったとしたら、
うちから持ち出したいもののひとつ。
そう思ってしまうくらいです。

さて、高崎を本拠地として活動されているキュリオブックスさん。
常設で絵本を見ることができるスペースが
渋谷にオープンしました。

キュリオブックス 写真やイラスト、紙・印刷関連のギャラリーなどが集まった
「渋谷355」というギャラリースペースの中にあります
詳しくはキュリオブックスさんのサイトをご覧ください

紙の質感やあたたかみのある印刷、
イラストの美しい線や色合いに
しばしうっとりしてしまいます

ここにくればいつでも
海の向こうのふる〜い絵本に出会えるのだと思うと
うれしいです。
(もちろんお買い物もできます!)


2010年12月6日 mon.
静岡に暮らす友人から蜜柑が届く。
まるで母のよう
(同い年なのに)

思いがけない贈りもの。
冬の空気みたいにキュッと瑞々しい。
オレンジ色があたたかく感じました。

さて引き続き、「勝手に今年の1冊」の時間です。
南伸坊さんが「目からウロコだった」と新聞のコラム欄に書いていた
松井孝嘉さんの『慢性疲労は首で治せる!』
(角川書店)

首は頭を支える重要な部分で、
たくさんの大切な神経がはりめぐらされている
脳の一部といってもいいような場所。
首の筋肉の凝りをほぐしてあげることで
かなりいろんな症状が改善します……
と教えてもらった本。

長時間パソコンに向かったり
同じ姿勢をとらざるを得ないお仕事の方に
おすすめしたくなる本です。

この本を読んで、枕を低くしたり、
20分ごとにパソコンの手をとめて軽くストレッチするようにしたら、
目・首・腰の疲れがかなり軽くなりました。
この爽快感。
目からウロコでした。

でも、つい時間を忘れてやり過ぎてしまうこともしばしば。
またも凝りに悩まされる日々が。
このままじゃあダメだ〜。
そんな危機感のころ、
台所で使っていたタイマーをふと見て……これだ!

パソコンで仕事
(制作)するときは
タイマーをセットして、
ピピッと鳴ったら、
機械的に立ち上がるという習慣に。

しかも、『慢性疲労は首で治せる!』では
15分ごとに休憩をとること……と書いてあったのを思い出し、
ピピタイマーを15分にセット。

すると、目・首・腰の疲れ(凝り)
もう飛躍的に軽くなりました。
(寿命が延びたかも)

15分は短し。
すぐに、ピピピピ。
しかしとて、もうちょっとココんとこ終わらせたいわ。
と思っても、立ち上がるのです。
長い目でみると、 かえって能率よいようです。
(ラフを考えたりするときはタイマーかけませんけどね)

この5分の違いの効果に
またしても目からウロコでした。


2010年12月4日 sat.
空気が冴えて、
まっしろの富士山がよく見える季節になりました。
さすがにノースリーブの自転車ガールは肌寒そう。
トップページのイラストを
「冬のウクレレ」に変えました。

今年いちばん売れた本は
岩崎夏海さんの『もしドラ』こと
『もし高校野球の女子マネージャーが
 ドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社)
だそうですね。

わたしも今年、
「ほぼ日」経由でドラッカーを知って、
ドラッカー関連の本を何冊か読みました。
(「ほぼ日」自体、今年になって見るようになったので、
 それもまた
新しい扉をひとつノックした気持ちでした。
 はじめてのドラッカーのページも素晴らしかったです)


わたしはいま組織
(会社)には属していないけれど、
自営業者として響いてくるものがいっぱいありました。
少しの少しずつ行動に変化もあって、
それもひっくるめてドラッカーと「ほぼ日」に出会ったのは
今年あった印象深い出来事のうちのひとつ。

「ほぼ日」 を見るようになったのも
会社時代の先輩のおすすめで読んだ
糸井さんの『ほぼ日刊イトイ新聞の本』
(講談社文庫)
これまた共感するところ山盛りの本だったから。

今年もいっぱい心に残る本に出会いました。


2010年11月23日
 tue.
先日、近くの図書館のカウンターで
なにやら楽しそうなチラシを偶然見つける。

ラッキーです。
11月23日に区の中央図書館でひらかれる
斉藤洋さんの講演会のお知らせでした。

  ルドルフとイッパイアッテナ
 ルドルフとイッパイアッテナ
斉藤さんの『ルドルフとイッパイアッテナ』 (講談社)
ずいぶん前に仕事で読んで大好きになったお話
くわしい内容は覚えていなくても
ラストのあの「どうなるんだ〜」と
はやるような気持ちになったことは
よおく覚えています

あらわれた斉藤さんはテンションが高く、
2時間のあいだ、そのテンションは変わらず。
「大人に向けて話します」と
ストレートな前置きはあったけれど、
終始、大人も子どもも笑い声が。

デビュー作『ルドルフとイッパイアッテナ』が
どんなふうに生まれたかという話や
お話を作るコツについての話もお聞きできて、
とてもおもしろかったです。

最後は質問コーナーに。
「今日ここでみなさんとお会いできたけれど、
 明日からはお会いできる機会があるかわからないんですよ。
 さあ、どうぞなんでも!」

この時間を大切にしてくださってる感じが
また素敵でした。
会場を去るのが名残惜しくなるような
お会いできたことがうれしくなる楽
しい時間でした。
(小学生の男の子が「『○○○○』のつづきは出ますか?」
 と、その子にとって切実な質問をしていて可愛かった)



2010年11月21日 sun
.
サイトを始めたころから
ごくごく一部で看板ページと呼ばれていた
(ふんとにぃ?)
クマ日記
が復活いたしました。

きれいに見せようと何度も描き直すと
イキオイがなくなるから……
と、ラフなままアップしていた手描きのクマでしたが、
字もよみづらいし、 なんとかならんかのぉ。

そう思っていたところ、
この夏、人に見ていただく機会が重なり、
思いたって、デジタルで、
しかもコマ割してコミックスタイルで描き直してみました。

クマ日記の「ごあいさつ」にも書きましたが、
これが読みやす〜い。
ラフさは影をひそめたかもしれませんが、
描いてて
(そしてそれを読み返してて)楽しい気持ちは
手描きのときとまったく変わらなかったので、
しばしこの方向で続けてみようと思います。

9月の二十七福zine展では、
これまでアップした中からいくつか選んで手を入れて、
「クマ日記」のミニ冊子を作りました。
(手軽に作れるのがzineの良さでもあるので、
 
ここではホッチキス止めの簡易製本にしてみました)

この作業がまた楽しく、
パラパラとめくる本の形っていいものだと
改めて感じた素敵な機会になりました。

復活したクマ日記では、
そのミニ冊子の中味をまずお披露目させていただいてます。
生まれ変わったクマ日記、
ぜひご覧ください。
動作の不一致はHPでは初お目見えです。

また、ミニ冊子は、もくれんストア
mokuren books
でもご紹介しています。

これからは4コマ感覚で
クマ日記をお届けしたいと思っています。
また遊びにきてね。



2010年11月18日 thu. 
旅行や帰省から東京に帰ってきたとき、
「あぁ、帰ってきたな」と感じる瞬間は
J-WAVE
(東京ローカルのFM局)を聴いたときかも。

なかでも、ピストン西沢さんがパーソナリティをつとめる
「GROOVE LINE
」(現在はZがつくらしい)を聴くと、
「帰ってきた〜」に。
ローカルな話でごめんなすって。

ピストンさんの脊髄反射で繰り出されるような話しっぷりは
さんまさん? 紳助さん?
と呼びそうになるほど。
なれるものならなってみたい人の一人です。

番組中のピストンさんが繰り出すDJ MIXも
(ま)がすんばらし〜い。
しかも、おもすろい。
なれるものなら、なれるものなら。

ところで、いつのまにからか
生活の中でめっきり音楽やJ-WAVEさえ聴かなくなりました。
集中。
いいことね。

でも、ピストンさんの番組は聴きたくなることも。
ところが今の仕事スペースでは
なぜかうちの機材ではJ-WAVEがはいらない。

しかし数日前、パソコンでラジオが聴けるという
radikoのことを思い出してアクセスしてみると……
ピストンさんの声が〜。
音声もけっこうクリア。

ぷはっ。
と、ピストンさんの脊髄反射に反応しつつ、
仕事する夕方。


2010年11月14日 sun. 
オリジナルグッズのページが復活しました。
まえは card shop と名づけていましたが、
お客さまに手売りする商店の気分で
もくれんストアとなりました。

おなじみの方も初めての方も
どうぞお立ち寄りください。

新しいところでは、
5月の美篶堂まつりのときに制作した
コースターなどもございます。

また、ブドウ糖分子Tシャツ
9月にめでたく3刷を迎えました。
3刷から、G-Mというサイズがひとつ増えました。
「S
(現在はG-Sと表示)では小さかったし、
 Mでは大きすぎた〜」
という方にもぜひお試しいただきたいです。

先日、Tシャツを買ってくださったお客さまが
中学校に出前授業に行ったとき着ていったら、
「どこで売ってるのですか?」
と聞かれたそうです

(3回転ジャンプしたいうれしさです!)

さぁ、みなさまもファッションリーダーに。

また、ブドウ糖のクリスマスポストカード
8月に3刷を迎えました。
クリスマス用ですが、
分子好きの方から季節を問わずご注文をいただくので、
真夏にうれしい重版です。
昨日も販売店さんからまとまったご注文をいただいて、
あぁ、クリスマスの季節がやってきたんだと実感。
定番商品のよさを感じています。

もくれんストアはアナログショップですが、
分子模型のポストカードやTシャツなどは
海猫屋さん、仮説社さん、未来図鑑さんで
ネット決済でもお買い物できます。

こちらのお店にはおもしろグッズがたくさん!
クリスマスのプレゼントにもうってつけです。
ノックしてね。


2010年11月10日 wed.
うれしいお知らせです。

横浜にある科学雑貨のお店・未来図鑑さんに
取り扱っていただいているポストカードとTシャツ。
Amazonからもお買い物できるように
登録してくださいました。

ブドウ糖分子Tシャツ
分子模型クリスマスポストカード
科学者ポストカード

と、
(私にとっては)聞き慣れた、
いとしい言葉で検索すると、ぽん!

いつも愛用しているAmazonのページに
こんな画面や、こんな画面
そしてこんな画面が登場したのを見たときには
静かに感激しました。

お買い物にどうぞご利用ください。

自分のお店もしっかり開けなくては。
と、オリジナルグッズのページを復活すべく、
となりとなり方式で進めています。

今週中にはアップしたいと思ってます。
「もくれんストア」に
遊びにきてね。


2010年11月2日 tue.
毎年でかけている世界のブックデザイン展へ。
印刷博物館P&Pギャラリー、1月23日まで)

昨年、時間を気にせず心ゆくまで見よう。
と、どっぷり展示を見ていたら、
気づけば3時間半を超えていた。

今年は部分部分で軽く流したつもりが
やっぱり同じくらいの時間を過ごしてました。

実際に手にとって見ることができるので、
ページをめくりながら
紙やインクの香りまでもたちのぼってきて、至福の時間。
いつも見るたび栄養になる気がする。

いま進行中の仕事も
これから控えてる仕事もがんばろう。
そんな当たり前のことを素直にまた思うのでした。
美しいものを見ると
(それを作った人たちのことを思うと)いつも。

「フランスの最もすばらしい本コンクール2009」の
コーナーで展示されていた
Blexbolexの作品集に心もっていかれる。
この色合い。
たしか昨年も別の作品集が展示されてたはず。
(昨年も心うばわれたことを思い出した)
解説文もおもしろかった。
「昨年の受賞作よりさらに爆発している」

ほしい。ほしい。
うちに帰ってAmazonで調べてみると、
英語の翻訳版だけれど購入できることがわかり
(やほ)
カートにぽん、ときたもんだ。


2010年10月31日 sun. 
科学グッズを取り扱っていただけるお店が
ひとつ増えました。

まるでまちの文房具屋さんのように
子どもたちが気軽に科学グッズと出会えるお店、
未来図鑑さんです。
東横線の白楽駅から徒歩4分。
懐かし気分満載の六角橋商店街を
ちょっと入ったところにお店はあります。

作ってる人の顔が見えてくるようなホームページも楽しいです。
そう感じるのは
お客さまの顔を思い浮かべて作られてることと
つながってると思うのです。
ほぼ日にもおんなじことを感じます。

こんなお店に置いていただけたらいいな。
と、クリスマスの季節を前に、
分子模型クリスマスカードを置いていただけないかと
お伺いしたところ、
科学者ポストカードやブドウ糖分子Tシャツも気に入っていただけて、
取り扱っていただけることになりました。

トップページの下の方、
「新着・おすすめ商品」のコーナーで
さっそくご紹介していただいていますので、
ぜひご覧ください。

復活したリンクのページでも
未来図鑑さんをご紹介していますので、
どうぞご覧ください。
(続々復活してまいりまーす!)


2010年10月29日 wed.
『MOE』11月号に、4月に急逝された
沢田としきさんの特集記事が掲載されている。

会社時代、沢田さんには担当した3冊の本で
装画を描いていただきました。

ブックデザイナーの日下潤一さんのご紹介で
板倉聖宣さんの『フランクリン』という本に
イラストをお願いすることになったのが最初でした。

出来上がった絵を受けとりに行くと、
表紙には茶色のコートを着て凧揚げをしているフランクリン。
裏表紙には、本と実験器具が並んでいる部屋で
書き物をしているフランクリン。
そのどちらもがエレガントであたたかくて、
宝物にしたくなるような気持ちでした。

 フランクリン
  illustration 沢田としき
  板倉聖宣『フランクリン』(仮説社、1996)より
沢田さんはいつも、
こちらが思っていた以上のものを仕上げてくださいました。
それが簡単なことではないこと、
どんなに素晴らしいことかを
依頼する側とされる側の両方を経験して
ますます実感しています。

当時、六本木にあった沢田さんの仕事場には
沢田さんの絵や、お子さんが描かれた絵、
旅で出会った色とりどりのものが飾られていて、
まるでギャラリーにいるような楽しさ。
うちあわせを終えるたび、
足どり軽く帰ったものでした。

「脇役にもその人の人生
(生活)があることを
 ちゃんと感じさせてくれるのがいい映画」
というのは鴻上尚史さんの名言ですが。
沢田さんの絵にもそんな世界を感じていました。
いつか展覧会で見た絵には
小さく遠くに描かれた人たちの
のんびり何かを待ってる気持ちや
話し声が聞こえてきそうでした。

イラストの仕事をしたいと思うようになったのは
まわりにいた魅力的な人たちの影響もあったと思うのですが、
沢田さんはそのひとりで、
こんなふうに描きたいと尊敬していた人だったことを
改めて思い起こしました。



2010年10月24日 sun. 
金曜日、神保町シアターへ。

9月の二十七福zine展のうちあげのとき、
井出淳子さん
『ウサギのアンティーク絵葉書』の著者でもあります)
ダーリンさま
(は、神保町シアターの支配人)にお会いして、
神保町に新しい映画館が出来ていたことを
遅まきながら知りました。

上映のご案内をいただいたので、
「見つめていたい! 若尾文子」特集の最終日、
「雪の喪章」を見てまいりました。

 若尾文子

上映まぎわにすべりこんだら、
甘かった。
平日のお昼間なのにほぼ満席。
そして年齢層、高め。
ゆきずりのいろんな人と楽しむ
映画小屋の味わいを久しぶりに感じました。

なんとか2列目にぽこっとあいてた席にすべりこみ、
いや、若尾さんの綺麗なこと。
中村玉緒さんの可愛らしいこと。
昭和の女優の美しさ、堪能しました。

すずらん通りをちょっと入ったところ。
ときどきチェックする画材屋さん、
文芳堂さんのすぐ近く。

本の街に、ふらっと気軽に立ち寄れるミニシアターがある。
それはなんともいい感じでした。

ただいま、「成瀬巳喜男と女優たち」特集が上映中。
その次は「小津安二郎の世界」
と、心ひかれるセレクトが並んでます。
どうぞぶらりとお出かけになってみてください。



2010年10月20日 wed. 
夕方、うちを少し出たところで、
ご近所の姉妹にばったり会う。
「こんにちは〜」と通り過ぎようとすると、
小学生のお姉ちゃんの方が
白い毛並みの動物を抱きかかえていた。

か、かわいい。
スィーンと吸い寄せられ、
聞くと、モルモットとのこと。

名前をたずねると、
妹ちゃんの方が「○○ちゃん!」
と、すかさず教えてくれた。
お姉ちゃんは大切そうに抱きかかえて撫でていた。
きっとおうちのアイドルですね。

しかし、モルモットって、大きいんですね。
小ぶりなうさぎほどの大きさがありました。
(ハムスターやねずみと間違えてましたね。ポカッ)




2010年10月16日 sat. 
「和田誠の仕事」へ。
たばこと塩の博物館、11月7日まで)

「舞台裏は見せない主義だけど、今回は特例」
という制作風景の映像を見ることができます。
しかも、今回の展示のため描きおろした
3つの作品のメイキング。

料理なんかもそうですけれど、
自分以外の人のやり方を見るのは
けっこう新鮮に感じる機会。

参考になることがあったり、
大きなところで違いはないことに安心したり。

ちょっとしたことなんだけど、
絵にサインを入れるときの一工夫も
参考になりました。

制作にかかった時間も出ていて、
これも意外とうれしい
興味深い情報なのでした。



2010年10月14日 thu. 
上村松園展へ。
(東京国立近代美術館、10月17日まで)

平日の昼間でしたが、混んでいました。
これからお出かけ予定の方はお覚悟を。

展示を前に渋滞状態。
最前列をキープして、
じっくり見られてこれもまたよし、
と洒落込みました。
(と言ってみました)

とりわけ60代のころの絵が
目に見えて晴れやか。
ものすごい集中力で描かれた線なのでしょうけれど、
それを感じさせないのびやかさに
うっとりしました。

布地好き、色好きとしては
表装された絵と布地の色の取り合わせにも
ため息がもれました。

見終わって「眼福」という言葉を思い出す。
なんかいい響きでした。



2010年10月13日 wed. 
きのうのサッカー国際親善試合、
日韓戦はおもしろかった。
日本代表の試合を見るのはW杯以来。
パスのスピード感といい、
日本代表が上手くなってる?!
90分間、目が離せませんでした。

昨日の本田は風格すら感じた。
後半、疲労の高まる時間帯に
ゴールに向かってドスドス走るさまは
ちょっと釜本さんみたいで、おもしろかった。

「おもしろい」はすごいんだもの
(個人的に!)
フィギュアスケートのプルシェンコの滑りや
浅田真央ちゃんの前回のフリープログラム「鐘」もしかりで、
格好いいとか美しいを越えて人をひきつける、
「おもしろい」と言いたいです。

今回はじめて見たゴールキーパーの西川さん。
川島のメラメラ炎出てます感がまったくなく、
「す」という感じ。
迫力ないのに次々セーブしていて、
この人、すごいのどうなの誰か解説してー。
いや、これまたおもしろかったです。

香川の犬っぽい面構えも気に入ってます
(プレースタイルもですよ)

「誰かに似てる」
「ユースケサンタマリア?」
「あっ。村上春樹にちょっと似てる」
「似てる。春樹!」

もろもろ見応えあるゲームでした。
新しい景色を見た人たちの変わってゆく瞬間を
見ているような気持ちになりました。



2010年10月11日 
mon. 
スパイラルガーデンでひらかれている
ミナ ペルホネンの展覧会「進行中」へ。

テキスタイルとともに展示されている
アイデアスケッチや原画、
皆川明さんがものを作る過程で書き留めた言葉。

  mina

駆け足で見てまわったのに
会場を出たあとも心にふわっと残る。
つくることへの刺激を受けとる。

そう感じさせてくれることって、
アートなんだと思う。

アートを縁遠いものでなく感じた展示。
洋服という生活に寄り添ってるものだから
というだけではなくて、
皆川さんの
姿勢がそこに表現されてるからなんだろうと思う。

2Fのスパイラルマーケットでは
ボタンも置いてありました。
mina のテイストをてのひらにのせてお持ち帰りできる機会。
(ほしいと思ったものはすでに sold out となっておりました)


2010年10月9日 sat.
高原を訪れるのもそろそろ納め時か、という季節。
八ヶ岳へ。

八島湿原
ガイドブックの青々とした風景に
あこがれて出かけた
霧ヶ峰の八島湿原も
すっかり茶色い色合いになっていました
これはこれでシックな眺め

知る人ぞ知る湯治の名湯、
増富ラジウム温泉へも日帰りで行ってきました。

免疫力アーップ!
を願って、全国から人が集うところ。
たどりつくと界隈には
人気
(にんき)はあるのに人気(ひとけ)はありません。

なぜならば
(なぜならば)、さよう、
人は湯につかっているからである。
温水プールのような冷たい茶色のお湯に
(だからこそじっくりつかれる)
人はみなひたすら黙々とつかるのです。
お地蔵のように。

暖かいお湯でほんわりほぐれるのと違って、
よくない部分がより認識される感じ。
首や腰に痛みを感じながらお湯から上がり、
しばらくするとぽかぽかしてきました。

帰りに立ち寄った本屋さんでは
立っているのがちょっと辛くなったほど。
じんわりお湯が効いているのを実感。
そして身体からシュンワ〜っと疲れが出て行く感覚で
夜は泥のように眠りました。

月に一度は通いたい、
そんな話をしています。



2010年10月3日  sun.
昨日あたりから
キンモクセイが香りはじめましたよ。

秋のスイッチ。

   キンモクセイ 


2010年10月2日 sat. 
このところ、目的あって集中的に本を読んでいます。
印象的なものが続いて、
ため息のもれそうな充足感です。

今日は人からのおすすめで夏に読んだ1冊を
ちょこっとご紹介。

ミュージシャン、加藤和彦さん
(1947-2009)のエッセイ
『優雅の条件』
(ワニブックス 【PLUS】新書)

加藤さんの友人でもある
(あった)
画家の金子國義さんの解説がとにかく素敵。
金子さんの文章を読んで、
「この本を読みたい」そんな気持ちになりました。


2010年9月23日 
thu. 
この夏、新しくしたもの話、ちょっと続きます。

今まで使っていたインクジェットプリンター2台
(A4用とA3用)のうち、
A4用は新しいパソコンのOSに対応していなかったので
(Appleめ〜)
買い替えることに。

そこで迷ったのは、
これまで使ってきたメーカーのものにするか、
別のメーカーのものにするか。

いちばん気になっていたのは
ポストカードなどを自家制作するとき愛用している
ロベールという紙へ発色よくプリントされるかどうか。

これまで使ってきたメーカーのインクとも
相性はよかったけれど、
イメージしている色に近づけるのに
微調整する時間がけっこうかかっていたのでした。

お知り合いのデザイナーさんやイラストレーターさん何人かに
どんな機種を使っているかを参考のためおたずねしたり、
家電量販店の店頭で質問をしたり。

最後は実際に確かめるのが一番。
と、ロベールを持参して、
気になっていたCanonのショールームへ。

お試しプリントでインクの風合いを比較することができたうえに
スタッフの方からくわしいお話をお聞きすることもできて、
出かけてよかったです。

今回試した機種のインクは今まで使っていたものより
色合いがシックに感じた。
そのことをスタッフの方に伝えると、
「どんな色合いを美しいと感じるかは人さまざまで、
 どれが美しいとは一概に言えないけれど、
 これが美しい、そう思えるものを当社では作っているんです」
この言葉はとてもノーミソに残りました。

で、これまで使っていたプリンターの
くっきりした発色も捨てがたかったのですが、
別メーカーの
(ていうか、Canonの)プリンターを選ぶことに。
おかげで、ロベールでプリントするときの色調整の手間が
グッと短縮されました。

ショールームでのお試しプリント、
気になる方にはおすすめで〜す。


2010年9月19日 sun. 
この夏、新しくしたものがたくさんあったのですが、
名刺もそのひとつ。

今年、「イラストをメインに活動していこう」と決めたので、
イラスト入りの名刺に変えました。
メールアドレスもドメインメールに。
印刷も自らオンデマ〜ンドから印刷屋さんに。
ほぼイメージしていたとおりに刷り上がってきて、ほっ。
しかも、ラクラク〜。

これまで使ってきた名刺も気に入っていたので
(「かわいい」「色がいいですね」と手にとってくださる方もあったので)
さよならっ。
と、名残惜しかったのですが、
新しい名刺をお渡しすると、
イラストについて反応してくださる方が多いので、
よかったです。

ところで、名刺入れも新しくしました。
これまで愛用していたのは
根津美術館のミュージアムショップで買った
着物地の名刺入れ。
和モダン風情で気に入っていたのですが、
かどっこがほつれてきてしまいました。

そこで思い出したのが、以前、CLASKAで見かけた
POSTALCOの名刺入れ。
シンプルで、開き心地がやわらかく、 なんとも気もちいいのです。

名刺入れ CLASKAの渋谷パルコ店にて

ライトブラウンを選びました

選んだとき、ショップの方がわたしの愛用していた名刺入れを見て、
「そちらも素敵ですね」
と言葉をかけてくださって、素敵な方でした。

9月はじめの二十七福zine展では
ご一緒したデザイナーさんが
同じ名刺入れ
(色ちがい)を愛用されていたことがわかり、
「これ、いいですよね」「ね」
と、うれしい偶然。


2010年9月13日 mon. 
土曜日、富士見町にある手打ちそばのお店、
おっこと亭へ。

乙事(おっこと)は地名。
宮崎駿さんのアニメ「もののけ姫」に出てくる
おっこと主さま……を思い出します。



木の箱に入ったおそば
(二人前です)
きりだめそばをいただきました。
いぶされたような香りの甘くないつゆもおいしかったです。



南アルプスのはしっこを背景に広がるソバ畑。
スカッとした眺め。
昔おとずれた北海道の美瑛の風景をちょっと思い出しました。


2010年9月10日 fri. 
八ヶ岳に来ています。
ソバの白い花と黄金色の稲穂が美しい季節です。

ところで7月、八ヶ岳を訪れたとき、
ついにシャッターチャンスにめぐまれました。



昨夏の夜、こちらでシカと遭遇して以来、魅了され、
あたりを車で通るたび、
目からサーチライトを出すかのごとく、
待ち望んでいたのでした。

写真でみると、「あぁ、シカね」ですけれど、
実際にその場で見ると、
さわさわと通りすぎていく佇まいの美しいこと。

動物園に行ったときとか、
お花をいただいたとき、
いただきものの新巻鮭のおなかから
宝石のようなイクラを見つけたときも、そう。
どこかそわそわしてしまう。
なまもの(ライブ)・生きてるものは人を高揚させますね。



近くに住んでる人にとっては
もう毎日のように見かけるものだそう。
車との衝突事故も心配。
無邪気に遭遇を喜んでばかりはいられないのだけど、
今日もあのさわさわとした空気にひかれて、
サーチしてしまうのでした。


2010年9月6日 mon. 
二十七福zine展、きのうぶじ終了しました。
連日、ご来場くださる方の身が心配なほどの暑さでしたが、
盛況の日々でした。
炎天下、ご来場ほんとうにありがとうございました。

きのう、搬出後にうちあげ。
今回、初めましての方がほとんどだったのですが、
みなさん、素敵な方ばかり。
いろんなジャンルの方といろんなお話ができて、
これからの仕事や制作のヒントになることもいっぱい、
充実感たっぷりのしあわせな時間でした。

大所帯の企画展でしたが、
どこかふところが深くかろやかで、
企画してくださったえり子さんの魅力と重なりました。

よい機会にめぐまれて、つぎに進みまーす。


2010年9月4日 sat. その2
今日は記録的な暑さでしたのに、
二十七福zine展にたくさんのお客さまが来てくださいました。
ありがとうございました。
ゆっくりと見ていってくださるお客さまが多いことも印象的でした。
「見応えありました」と声をかけてくださるお客さまも。
うれしかったです。

明日は最終日
(17時まで)
わたくしは閉店前の時間帯に
会場にいる予定です。

よろしかったらどうぞ遊びにいらしてください。


2010年9月4日 sat.
二十七福zine展、昨日から
始まりました。
早速にお越しいただきましたみなさま、
ありがとうございました。

昨日の午前中、搬入へ。
みなさんのzine、センスやクオリティが素晴らしくて、
「たくさんの方に見ていただきたい!」
そんな気持ちになりました。

刺激的です。
そんな中、気持ちをこめて作ったもの、
どなたかが見つけてくださるといいな、
届くといいな、
と、思っております。

本日、15時から18時まで、
お当番として会場にいます。
天井知らずの暑い毎日ですが、
ご都合よろしかったら、どうぞ遊びにいらしてください。
楽しみにお待ちしております!
(明日の最終日は会場に伺えるかどうか、ちょっと未定です)

昨日は搬入を終え、
お知り合いのイラストレーターさんをzine展にご案内したあと、
かわむらえり子さんの「青山おしゃれ古着店」でお買い物。
(zine展と同じビル内で同時開催中。
 こちらもぜひご一緒にお楽しみください!)

同系色の洋服がまとめて並べられていて、
色見本帖を見ているときのような楽しさでした。
今回もセレクトが素敵です。
そこで、ちょっと和なテイストの花柄のシンプルなワンピースを見つけ、
試着してみたら……身体にぴったり。

今日のお店番に着ていこうかな、
なんて考えてます。

それではみなさま、お身体に気をつけて、
よい週末を!



2010年9月1日 wed.
二十七福zine展、近づいてまいりました。
ただいま、家内制手工業状態で、
せっせと仕上げています
(ヒ〜ヒ〜)

今回はタイプの違った2点を持っていく予定です。
ぜひご覧いただきたいです。
帰りの電車で、ふふ。
と、一瞬暑さを忘れてページをめくっていただけたら、
そんな気持ちで作っております。

zine展では、4日(土)の15時から18時まで
お当番として会場にいる予定です。
お目にかかれたらうれしいです。

いろんな方々のzineと出会いに
ぜひ遊びにいらしてください。
とまらない暑さですが、
どうぞ気をつけてお出かけください。
楽しみにお待ちしております!



2010年8月23日 mon.
先週、左の足首に小さな腫れが。
虫にさされたのかな? とでも思っていたら、
翌日、一帯が赤く腫れて痛みが。

これは尋常ではない!
と、つぎの日、病院へ。
細菌による炎症とのこと。
安静にした方がよいと言われ、
日常生活は普通に送っていますが、
あまり歩き回らないようにして
おとなしく仕事をしています。

やろうと思っていたことの優先順位を変えなくては。
ハレ〜、という感じです。
でも、疲れてたり忙しいとき、
からだが出してくれてるサインなんですね。
予定の変更も、
「どっちにころんでもシメタ」と思えてきました。

ところで、パソコンを新しくしたのをきっかけに、
周辺機器もいろいろ新しくなりました。
いつもイラストを描いている
タブレット
(ペンを使って描く道具)もその一つ。

ずっと6年ほど使っていたのは、
デザイン学校時代の友人が新しいタブレットを買うのでと、
ゆずってくれた、かわいいオレンジのタブレット。

お試しのつもりで使っていたら、
慣れてしまってそのままずっと。
もしかしたら、友人も「えっ。まだ使ってくれていたの?」
と、驚くかもしれません。
ながい間、お世話になりました。
ありがと〜。

新しいタブレットは、描いていると、
木炭でクロッキー帖をなぞってるときのような
かすれた音
(感覚)がして、
デジタル機器なのに心地よいです。



2010年8月19日 thu.
いままで生きてきたなかで一番暑いのでは?
そう思うほどの、ここ連日の気温です。

体力や体質も変わってきてるから
感覚に影響してるかもしれないとはいえ、とはいえ。
エアコンのついてない部屋に置いてあったコップや洋服を
手に取るとあたたかい!
こんなことが今まであっただろうか。
(いや、あらしまへん)

さて、9月、イラストレーターのかわむらえり子さんの
「青山おしゃれ古着店」と同時開催される
「二十七福zine展」というイベントに参加します。
(素敵なネーミングです。えり子さんにリスペクト!です)

ご案内のページをつくりましたので、
ぜひこちらをご覧ください。
(今回はwebでのご案内が中心となります。
 よろしくお願いいたします)


会場は、同じビルにある4Fと5Fになります。
魅惑の2フロアへのご来店&ご来場、
お待ちしております!



2010年8月17日 tue.
まだ一部開通の状態ですけれど、
ホームページが復活できて、まるでうちに帰ったよう。
落ち着きます。

先月、パソコンを新しくしました。
メインのデスクトップ型と、サブのノート型。
2台で、10年前のノート型1台分のお値段。
Macもずいぶんとお手頃になったんだなぁ。
と、感慨深いです。

近頃の液晶の光沢画面は美しいですね。
でも、目が疲れます。
でも美しい……。
(の、繰り返し)

リニューアルしたホームページもこの画面で見ていると、
透明感のあるきれいなページに見えます。
みなさんのところではどんなふうに見えてるでしょう。
ねむたいような色合いに見えているところも
あるかもしれません。
ドキドキします。
でも、わたしの目にはマジックかかって3割増し、なのでした。

ところで、新しいHP作成ソフト。
文字の大きさや行間などなど、
前のものより調整できるようになったので、
うれしいのです。

マスター本を見ながら、
あるいは得意のもぐらたたき方式で、
ぽこぽことどこかを叩いては
必要なものを見つけだし、
なんとか形になったホームページ。

でも、本の通りにやっても、
なかなかアップロードできなかったり、うまく表示されていなかったり。
ヘルプ、ミー。
と、何度叫びそうになったことか。

もうこうなったら自力で、こんな方法はどう?
と、あれこれ試して問題解決できたときには
もぉ感慨深かったです。



2010年8月16日 mon.
めっきりごぶさたしてしまいました。
じつは7月下旬、とうとうパソコンがクラッシュ。
さいわい仕事では新しいパソコンを使いはじめていたので
よかった、よかった。
(こんなこともあろうかと移行したばかり)

のですが、ホームページはまだ古いパソコンで作っていたので、
ぱたり。と、更新できなくなりました。

その間、ノックしてくださったみなさま、
閉店状態が続いていて、申し訳ありませんでした。
こんなとき、ブログのページを持っていれば、近況報告できたのに。
とも思いましたが、
このホームページのノートのようなスタイルが好きなので、
これからもよろしくお願いします。

ともあれ、今年は新しいソフトを使ってぜったいリニューアル!
と息巻いていましたし,
お知らせしたいこともあるし。
と、慣れない新しいソフトで、やきもき。
とにかくシンプルでいい。
お店を開けないと!
と、復活です。
(シンプルなのはいつものことですが……)

まだまだ品物の少ない状態ですが、
またどうぞ遊びにきてね。




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